年少クラスの保育現場

年少クラスの保育現場

年少クラス編 男子6名 女子3名

時間

子どもの活動

保育者の活動・援助など

7:50

保育園に到着

8:00

一番早い子どもの登園。登園してきた子どもから保育向けテレビを鑑賞
室内保育 ~ブロック遊び~

登園してくる子どもを受け入れる。あいさつなどお手本になるようにしっかり行う。

保育者が集まり朝礼を行う。保育室には登園している子どもの人数にあわせ何人か残る。 朝礼終了後、うさぎクラスに戻る。

8:35

最後の子どもが登園

8:40

あさの会

うさぎ組に集まり、『あさの会』の進行をする。
・ピアノ『あさのうた』
・あさのごあいさつ
・出席確認
・手遊び

8:50

ブロック遊び
排泄~トイレに行く

子どもと一緒にブロック遊びをする。
トイレに促し、排泄の援助をする。

10:00

合唱練習

合唱練習でのお約束を話して、練習する雰囲気作りをする。
明るく元気な歌声で歌う練習をする。

10:15

戸外遊び
近所の公園に行く
公園でのお約束を聞いてから自由遊び

移動の際は園児が歩道の内側を歩くように手をつないで移動する。
公園についたら公園遊びでのお約束をお話してから自由遊びにする。

10:50

園に戻り給食の準備をする
手をきれいにする
手遊び、歌を歌う
いただきますのうたを歌う

・当番の子どもには給食の配膳をするように伝える。
・手遊びや歌を歌ったて給食への雰囲気創りをしていく。
・いただきますのうたを歌う
・準備が整ったらお当番さん出てきてごあいさつなどをする

11:00

給食

給食を食べる子どもの援助をする。手を添えたり、声かけをしながら、楽しく食べられるように援助する。

11:40

食べ終わった子から手や顔を清潔にして、ハミガキをする。
着替えてお昼寝の準備

食べ終わった子どもの給食の片付けをするように促す。ハミガキやトイレへの声かけをする。
すべて終わった子どもにはお昼寝の準備をするように伝える。

12:00

着替え終わった子から絵本を見る

クラスの子がお昼寝の準備をし終わったら、絵本を読む。

12:20

お昼寝

静かな音楽をかけて、子どもの背中をトントンして、入眠を促す。

13:00

昼食
ミーティング、連絡帳などの確認、掃除など

15:15

起床準備
着替えをし、トイレに行く

やさしく子どもを起こして、着替えの援助をする。
おやつの準備を進める

15:30

おやつ
※食べ終わった後は給食と同じ流れ

※給食時と同じ流れ

16:00

降園の支度
帰りの会

雰囲気作りをして帰りの会をする。
連絡帳の手渡しする
『おかえりのうた』

16:30

1階のクラスに移動する。
お迎えに来た子どもから順次降園する。

降園の園児が集まる部屋にクラスの子を移動させる。
掃除に入る(空いている部屋 ・トイレ ・玄関 )

17:30

退社


実習生の感想(1日の反省・気づいたことなど)

年少組になると言葉でのコミュニケーションが大人と同じくらいとることができると感じました。何をしたいか、どう思っているのか言葉で伝えたり聞いたりできるので、子どもたちとの距離を縮めることができたり、保育をして嬉しい気持ちになりしました。着替えなども率先して自分からやってみようと思う子ども姿が印象的で、何か頑張ってできたときにはしっかり言葉で伝えて褒めるようにしました。

保育士からの一言

生まれた月によって体の大きさや、できることなど大きく変わってくるので、その子にあった保育をするように心がけましょう。また、何でも自分でやってみたり、お手伝いをしたいと思ったり、他の子どもへの思いやりなども見られてくる時期です。褒めるときはしっかりと褒めて、いけないことをしたときは、しっかり伝えて、相手の気持ちになったらどう思うか想像できるようにするのも保育の一つでもあります。

ただ、同じ方法では伝わらない時もあるので、どう接するのがその子にとって良い方法なのか考えて、引き出しを増やしていくことを心がけてみてください。

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著作・制作など
保育士資格保持者なかのゆうとのイラスト
なかのゆうと(保育士資格保持)
監修・原作・執筆・編集
著書に『先輩が教えてくれる! 新人保育士のきほん(翔泳社)』、『保育士になろう!(青弓社)』。元私立幼稚園教諭。現役保育士や児童福祉施設などに勤務する方を取材し、保育現場のリアルを発信します。
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