
(選択式20問)
問1 保育所保育指針に示されている健康診断に関する記述である。文中の( A )〜( F )について、当てはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
健康診断などの結果を( A )し、( B )に活用するように努めるとともに、( C )に連絡し、( D )が子どもの状態を理解できるようにする。さらに、必要に応じて、( E )などによる保護者に対する( F )を行う。
(組み合わせ)
| A | B | C | D | E | F | ||
| 1 | 報告 | 健康管理 | 医療機関 | 医師 | 園長 | 育児支援 | |
| 2 | 記録 | 保育 | 家庭 | 保護者 | 嘱託医 | 相談指導 | |
| 3 | 公開 | 育児 | 家庭 | 保護者 | 保育士 | 育児指導 | |
| 4 | 記録 | 保育 | 保育所 | 保育士 | 看護師 | 保健指導 | |
| 5 | 報告 | 保育行政 | 役所 | 保育士 | 嘱託医 | 健康管理 |
問2 保育所保育指針の中の乳児保育に関する記述である。( A )〜( E )について、当てはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
乳児期の初期は、まだ、出生前や出生時の影響が残っていることがあったり、心身の( A )が強いので、乳児の心身の状態に応じた保育が行えるように、きめ細やかな配慮が必要である。乳児は、疾病に対する( B )が弱く、また、かかった場合にも容易に( C )に陥ることもある。特に、( D )にかかりやすく、さらに心身の未熟に伴う疾病異常の発生も多い。そのために、一人一人の発育・発達状態、健康状態の適切な判断に基づく、( E )な対応と保育が必要である。
(組み合わせ) A B C D E
| A | B | C | D | E | ||
| 1 | 虚弱性 | 免疫力 | 死亡 | 脱水症 | 医学的 | |
| 2 | 未熟性 | 抵抗力 | 死亡 | 奇形 | 救済的 | |
| 3 | 虚弱性 | 消化力 | 重症 | 下痢症 | 医学的 | |
| 4 | 未熟性 | 抵抗力 | 重症 | 感染症 | 保健的 | |
| 5 | 脆弱性 | 回復力 | 悪化 | 突然死 | 救命的 |
問3 わが国の母子保健の水準を示す種々の統計について適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 2002年のわが国の出生千対の乳児死亡率は、アメリカ合衆国に比して高率を呈しているが、韓国に比して低率である。
B 2002年のわが国の乳児死亡率はスウェーデンとほぼ同率であるが、不慮の事故による死亡の占める割合はわが国の方が高い。
C 2003年のわが国では、乳児期の死亡の約35%を不慮の事故が占めている。
D 5〜9歳は、18歳未満の小児期で最も死亡率の低い時期であるが事故による死亡の占める割合は最も高い。
E わが国の周産期死亡率の特徴は、早期新生児死亡の占める割合が低いことである。
(組み合わせ)
1 A C
2 B E
3 C D
4 C E
5 A B
問4 保育所保育指針の「健康」領域に関する記述のなかで、発達過程区分の6歳児に当てはまるものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 嫌がる時もあるが、保育士の言葉かけで午睡や休息をする。
B 休息するわけが分かり、運動や食事の後は静かに休む。
C 自分からからだの異常について保育士に訴える。
D 清潔にしておくことが、病気の予防と関係があることが分かり、体や衣服、持ち物などを清潔にする。
E うがい、手洗いの意味が分かり体や身の回りを清潔にする。
(組み合わせ)
1 A B
2 B C
3 C D
4 B D
5 A E
問5 乳幼児の身体発育について適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 平成12年度に厚生労働省によって実施された乳幼児身体発育調査においては、幼児の頭囲は、前方の額の最も突出している部位を通る周径を計測する。
B カウプ指数の算出式とBMIの算出式とは同じで身長/体重2で表される。
C パーセンタイル法による発育評価においては、その計測値が90パーセンタイル値を示した場合は大きいほうに属する。
D 低出生体重児とは、出生体重が2500g未満のものを指し、在胎期間や男女による区別はない。
E 乳幼児のやせは、肥満よりは異常をともなう場合が少ないので、発育評価として問題視する必要はない。
(組み合わせ)
1 A B
2 B C
3 C E
4 C D
5 A D
問6 保育所保育指針に示されている排泄に関する記述で、文中の( A )〜( E )に当てはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
排尿・排便の( A )や性状は( B )を把握する指標となるので、その( C )に留意する。( D )に応じて、排泄の自立のための働きかけを行うが、無理なしつけは自立を遅らせたり、( E )上も好ましくないので、自立を急がせないように留意する。
(組み合わせ)
| A | B | C | D | E | ||
| 1 | 自立 | 食事の状態 | 状態 | 成長 | 保育 | |
| 2 | 回数 | 健康状態 | 変化 | 発達状態 | 精神状態 | |
| 3 | 状態 | 成熟状態 | 自立 | 発達状態 | 養育 | |
| 4 | 習慣 | 食事の状態 | 変化 | 成長 | 心理 | |
| 5 | 回数 | 健康状態 | 状態 | 発達状態 | 養育 |
問7 小児保健に関する適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 寝つくときにタオルをしゃぶったりぬいぐるみを持つ習慣はなるべく早くやめさせるほうがよい。
B 脳出血などをともなう「揺さぶられっ子症候群」は、主として児童の身体的虐待にともなって起こる症状である。
C 保育所では保育者が保護者に代わって乳幼児の「心の安全基地」となることが、保護者と子どもの愛着関係の成立を援助することにつながる。
D 頻回のまばたきや顔をしかめるなどのチック症状は、心理的なストレスが原因なので、医学的な検査の必要はない。
E 心理的な要因により、身体症状が発現する疾病の総称を心身症といい、下痢や嘔吐、気管支喘息などもその症状の範疇に含まれる。
(組み合わせ)
1 A C
2 B C
3 B D
4 C E
5 A E
問8 小児の発達の指標であるデンバー発達評定法(DENVERII)に示されている乳幼児の発達について、1歳6か月の時点において通過率が75%以上を示す項目として正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。
A 一人で10秒以上立っていることができる。
B ボールを上手投げできる。
C 積み木を2個以上積むことができる。
D 2語文を話すことができる。
E コップで飲むことができる。
(組み合わせ)
1 A B D
2 B C D
3 B C E
4 A D E
5 A C E
問9 保育所保育指針に示されている1歳3ヶ月から2歳未満の食事に関する記述である。文中の( A )〜( E )について、当てはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
食欲や食事の好みに( A )が現れやすい時期なので、日常の( B )の状態を把握しておき、無理なく( C )に対応する。食事は、一人一人の子どもの( D )に応じ、無理に食べさせないようにし、保育士も一緒に( E )をして見せて、噛むことの大切さが身につくように配慮する。
(組み合わせ)
| A | B | C | D | E | ||
| 1 | 変化 | 健康 | 子ども | 食欲 | 食べる動作 | |
| 2 | 障害 | 食欲 | 食事 | 発達 | 話合い | |
| 3 | 偏り | 心身 | 個別 | 健康状態 | 噛むまね | |
| 4 | 偏り | 摂取量 | 全員 | 発育状態 | 嚥下 | |
| 5 | 変化 | 心身 | 個別 | 摂取量 | 摂食動作 |
問10 小児の体力に関する適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 現代の子どもたちは外で体を動かして遊ぶ機会が少なくなってきているので、保育活動の中での運動遊びよりも、スポーツ教室や習い事などによる運動機会を優先するべきである。
B 体力には行動体力と防衛体力があるが、防衛体力としては、幼児期には主として心身のストレスに対する抵抗力をつけるために、厳しい環境で保育をすることが大切である。
C 現代の子どもたちの体格は大きくなってきているが、体力や運動能力は低下してきている。
D 保育における体力づくりを効果的に行うためには、集団で毎日同じプログラムを断続することが望ましい。
E 幼児期に発達させるべき体力の要素は、協応動作などを基本とした身体調整能力である。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B E
4 C D
5 C E
問11 次のような症状を呈する疾患名として適切なものを一つ選びなさい。
潜伏期は2〜3週間で、発熱と発疹で発病し、淡紅色の小丘疹が顔、耳の後ろ付近から出始め、次第に胸部や腹部、四肢に広がる。耳の後ろや首のリンパ節が腫れる。合併症の一つに、紫斑病がある。登園は、発疹がすべて消失してからと定められている。また、妊娠初期の女性が罹患すると、胎児に白内障、心臓病、難聴等の異常が発生することがある。
1 水痘
2 溶血性連鎖球菌感染症
3 麻疹
4 風疹
5 ヘルパンギーナ
問12 一般に生命徴候として、全身状態を把握するために最も重要である身体的サインの正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
| A | B | C | D | E | ||
| 1 | 体温 | 脈拍 | 運動 | 食欲 | 睡眠 | |
| 2 | 血圧 | 体温 | 脈拍 | 呼吸 | 意識 | |
| 3 | 食欲 | 機嫌 | 体温 | 排泄 | 意識 | |
| 4 | 顔色 | 血圧 | 体温 | 呼吸 | 排泄 | |
| 5 | 呼吸 | 脈拍 | 運動 | 体温 | 意識 |
問13 予防接種について、適切な記述に○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 法に定められている定期接種は、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ(急性灰白髄炎)、麻疹、風疹、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)、BCG(結核予防法)の8種類である。
B 予防接種法では、予防接種はすべて、受けるかどうかの判断は保護者に任されており、希望しなければ接種を受けなくても差し支えない。
C 3種混合(DPT)ワクチンは、所定の接種間隔が守れなかった場合でも、所定の接種回数を接種すれば、十分な効果が得られる。
D 麻疹ワクチン、風疹ワクチンは不活化ワクチン(死菌ワクチン)であり、副反応が起こりにくく安全である
E BCGは乳幼児期の重症な全身結核を予防できるワクチンであり、生後6か月未満の乳児に接種する。
(組み合わせ)
| A | B | C | D | E | ||
| 1 | × | ○ | × | ○ | ○ | |
| 2 | ○ | ○ | ○ | × | × | |
| 3 | × | × | ○ | × | ○ | |
| 4 | ○ | × | ○ | × | ○ | |
| 5 | ○ | ○ | × | ○ | × |
問14 川崎病(小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群、MCLS)について適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A この病気では、38℃以上の高熱が5日以上続くことが多い。
B この病気では、全身に発疹、眼球結膜の充血、苺舌などが出現し、回復期には手足の皮膚が剥けることが多い。
C この病気では、口の回りだけは発疹が出現しないことが特徴である。
D この病気の患者のなかには、心臓に病変が現れ、最悪の場合には急死することもあり、十分に経過を観察しなければならない。
E この病気では、急性期が終わった後、回復期になってから頚部のリンパ節が腫れることが多い。
(組み合わせ)
1 A B C
2 B C D
3 A B D
4 C D E
5 A D E
問15 保育所の事故の特徴として適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 事故の発生月としては、8月や1月が多い。
B 事故の発生頻度の性差では、6:4で女児の方が男児よりも多い。
C 事故の発生場所では、園舎内の事故が最も多く、ついで園舎外が多い。
D 事故の発生時間帯は、10時と16時が多い。
E 事故の負傷部位では、顔部が多い。
(組み合わせ)
1 A B C
2 A B D
3 B C E
4 A D E
5 C D E
問16 0歳児の事故予防に関する記述である。( A )〜( E )に当てはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
0歳児での事故の発生場所は居室が最も多い。事故の原因は( A )が最も多く、特に( B )が多い。1歳児になると、歩行が可能になり行動範囲が広がるために、すべての場所で( C )の危険が高くなる。浴室での( D )にも注意が必要である。2〜3歳児になると、さらに活発になるので、ベランダやテラスに( E )になるようなものは置かないように注意する必要がある。
(組み合わせ)
| A | B | C | D | E | ||
| 1 | 転倒 | ベッドからの転落 | 誤飲 | 転倒 | 踏み台 | |
| 2 | 異物の誤飲 | アルコールの誤飲 | 転倒や転落 | 溺水 | おもちゃ | |
| 3 | 異物の誤飲 | タバコの誤飲 | 転倒や転落 | 溺水 | 踏み台 | |
| 4 | 転倒・転落 | 階段からの転落 | 転倒や転落 | 転倒 | 遊具 | |
| 5 | 異物の誤飲 | 小さいおもちゃ | 誤飲 | 転倒 | 遊具 |
問17 児童福祉施設の健康管理に関し、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 保育所においては、感染症にかかった子どもの出席にあたっては、保護者の就労状況に関係なく、出席停止期間などを遵守し、他の子どもへの感染を予防する。
B 子どもの心身の健康状態に応じた保育を行うためには、子どもの状態を適切に把握するために、保護者からの情報とともに、母子健康手帳も活用するように考慮する。
C 保育所を含む児童福祉施設においては、少なくとも1年に2回の定期健康診断を、母子保健法に準じて実施する。
D 保育所においては、母乳の衛生的な管理が難しいので、母乳哺育を制限し、人工栄養を推奨する。
E 子どもの健康維持増進には、積極的な体力づくりを行うことが望ましく、園児全体が一斉に実施できるようにする。
(組み合わせ)
| A | B | C | D | E | ||
| 1 | ○ | × | × | ○ | ○ | |
| 2 | ○ | ○ | × | × | × | |
| 3 | × | × | ○ | ○ | ○ | |
| 4 | × | ○ | ○ | × | × | |
| 5 | ○ | × | ○ | × | ○ |
問18 わが国の母子保健サービスに関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 市町村は、乳児や幼児の保護者を対象にして、医師や保健師による育児に関する保健指導を受けるように勧める。
B 未熟児とは、出生体重が2500g以下の出生児をいい、その子どもが生まれたときには、保護者はその旨を届け出ることになっている。
C 新生児とは、母子保健法では、出生後28日未満の乳児と定められており、特別の保護を必要とする。
D 養育機能を充実させ、母親の育児不安の軽減、虐待等に早期に対応するために、妊娠中から保健指導を受けることができる乳幼児の育成指導事業が行われている。
E 思春期の男女を対象として、医学的問題、性に関する悩みや不安について、専門的知識をもった人材が相談に応ずる健全母性育成事業が実施されている。
(組み合わせ)
1 A B C
2 B C D
3 A C E
4 B D E
5 A B D
問19 「健やか親子21」に関する記述である。( A )〜( F )に当てはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
「健やか親子21」は、( A )の母子保健の主要な取組を提示するビジョンである。同時に、( B )子どもを産み、ゆとりを持って健やかに育てるための家庭や地域の( C )という( D )としての意義をもつ。また、前世紀中に達成された( E )を低下させない等の4つの基本的視点を踏まえて、さらに取り組むべき4つの( F )が設定 してある。
(組み合わせ)
| A | B | C | D | E | F | ||
| 1 | 少子時代 | 安全に | 保健活動 | 母子保健対策 | 死亡率 | 方策 | |
| 2 | 21世紀 | 安心して | 環境づくり | 母子保健対策 | 母子保健の水準 | 課題 | |
| 3 | 21世紀 | 健康に | 福祉対策 | 子育て支援 | 福祉水準 | 対策 | |
| 4 | 少子時代 | 障害のない | 子育て支援 | 次世代育成 | 健康水準 | 方策 | |
| 5 | 高齢化時代 | 快適に | 健康管理 | 保健活動 | 医療水準 | 施策 |
問20 母子健康手帳に関する適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 母子健康手帳は妊娠届を提出した妊娠中の女性に都道府県が交付する。
B 母子健康手帳の前身は戦前の1942年に創設された妊産婦手帳である。
C 母子健康手帳の身体発育曲線は平均値によって作成されている。
D 母子健康手帳には虐待防止対策に有効な事項が挿入されている。
E 母子健康手帳では健康増進対策として日光浴を推奨している。
(組み合わせ)
1 A C
2 B C
3 D E
4 B D
5 A E