令和2年保育士試験問題(後期)
保育原理
(選択式 20 問)

問1 次の文のうち、「保育所保育指針」の特徴に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 第1章「総則」に、「保育の計画及び評価」の項目が設けられ、そこに「全体的な計画の作成」について努力義務が記載されている。

B 第1章「総則」に、「養護に関する基本的事項」の項目が設けられ、そこに「養護に関わるねらい及び内容」が記載されている。

C 第2章「保育の内容」に、「夜間保育」の項目が設けられ、そこに「夜間保育の留意点」が記載されている。

D 第3章「健康及び安全」に、「災害への備え」の項目が設けられ、そこに「災害発生時の対応体制及び避難への備え」が記載されている。

   
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問2 次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の2「養護に関する基本的事項」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・ 一人一人の子どもの置かれている状態や( A )などを的確に把握し、子どもの( B )を適切に満たしながら、( C )な触れ合いや言葉がけを行う。

・ 保育士等との信頼関係を基盤に、一人一人の子どもが主体的に活動し、自発性や( D )などを高めるとともに、自分への( E )をもつことができるよう成長の過程を見守り、適切に働きかける。

   
1 家庭での様子 欲求 応答的 好奇心 満足感
2 発達過程 欲求 応答的 探索意欲 自信
3 家庭での様子 不満 密接 好奇心 満足感
4 発達過程 欲求 応答的 好奇心 自信
5 発達過程 不満 密接 探索意欲 自信

問3 次の文は、保育所における長時間にわたる保育において、保育士が留意することに関する記述である。「保育所保育指針」第1章「総則」の3「保育の計画及び評価」(2)「指導計画の作成」に照らして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 複数の保育士等が一日の流れを把握した上で、保育のねらいや内容等について理解し共有して取り組む。

B 長時間の保育において子どもが不安にならないように、保育士と保護者の連携を密にしながら十分に配慮して子どもに関わる。

C 子どもに心身の負担が生じることがないように、家庭的でゆったりとくつろぐことができる環境を整える。

D 一日の中で保育士が引き継ぎを行う際には、職員間で情報の伝達を適切に行う。

E 迎えの際には少しでも早く家に帰ってもらうようにするため、その日の子どもの生活の様子や育ちの姿を伝えることは省略する。

   
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問4 次の表は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」の一部である。表中の( A )~( C )にあてはまる記述をア~カから選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

領域 保育の内容
健康 ・明るく伸び伸びと生活し、自分から体を動かすことを楽しむ。
・自分の体を十分に動かし、様々な動きをしようとする。
・( A )
人間関係 ・保育所での生活を楽しみ、身近な人と関わる心地よさを感じる。
・周囲の子ども等への興味や関心が高まり、関わりをもとうとする。
・( B )
環境 ・( C )
・様々なものに関わる中で、発見を楽しんだり、考えたりしようとする。
・見る、聞く、触るなどの経験を通して、感覚の働きを豊かにする。

ア 健康、安全な生活に必要な習慣や態度を身に付け、見通しをもって行動する。

イ 健康、安全な生活に必要な習慣に気付き、自分でしてみようとする気持ちが育つ。

ウ 身近な環境に親しみ、触れ合う中で、様々なものに興味や関心をもつ。

エ 身近な環境に親しみ、自然と触れ合う中で様々な事象に興味や関心をもつ。

オ 保育所の生活の仕方に慣れ、きまりの大切さに気付く。

カ 身近な人と親しみ、関わりを深め、愛情や信頼感が芽生える。

   
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問5・6 次の文は、ある著書の一部である。これを読んで、問5・問6に答えなさい。

問5 この文章の著者として、正しいものを一つ選びなさい。

1 城戸幡太郎
2 倉橋惣三
3 東基吉
4 野口幽香
5 橋詰良一

問6 この文章の著者と関連の深い事項として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 家なき幼稚園
2 律動遊戯
3 保育問題研究会
4 二葉幼稚園
5 誘導保育

問7 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】

M保育所の1歳児クラスに通うK君(1歳8か月)は、ごはんやうどんなどの主食は好きでよく食べるが、野菜やお肉などのおかずはなかなか食べない。また、自分で食べるときもあるが、「ママ!(やって)」と食べさせてもらうことを求めることが多い。K君の保護者は、K君に主食だけではなくおかずもしっかりと食べられるようになってほしい、また自分で食べるようになってほしいと思っている。しかし、なかなかそうならないK君に保護者はあせりを感じている。そこで連絡帳にK君の家庭での食事の様子を記入し、担当保育士にアドバイスを求めてきた。

保育所でもK君は食事の際、ごはんなどはスプーンを持って上手に食べるが、おかずになると手をひざの上において自分で食べようとしないことが続いている。保育士が声をかけると、自分でスプーンを持っておかずを食べる日もあり、担当保育士はK君を励ましながら食事を進めている。担当保育士から相談を受けた栄養士は、K君の食事の様子を最近よく見ている。

【設問】

担当保育士がK君の保護者の連絡帳に記入する内容として、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」及び第4章「子育て支援」に照らして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 保育所でのK君の食事に対する担当保育士の対応の様子を伝え、食べることを楽しむことが大切なので、あせらずにやっていきましょうと伝える。

B 食事は早くからの自立への援助が大切であるため、何でも自分でスプーンなどを持って食べるように保育所での指導を強めていきますと伝える。

C 子どもの食事は、保育所よりも保護者が指導することが大切なので、家庭でしっかりと指導してくださいと伝える。

D 保護者が希望するならば、栄養士も交えて一緒に相談しましょうと伝える。

   
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問8 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】

N保育所の4歳児クラスで、外遊びから戻ってきた子どもたちが、麦茶を飲もうと列に並び始めた。S児、Y児が順番に並んでいった。先頭のS児が後方に並んでいたM児に呼ばれ少しだけ列の横に動いた。S児がその場を離れると予想したのか、前に並びたいという気持ちが働いたのか、Y児が先頭に並ぼうと前に出た。S児が「やめて。僕が一番なんだから」と強く言うが、Y児は譲らず、2人がつかみ合いになった。担当保育士がやってきて、「どうしたの?」と言いながら間に入った。近くにいた子どもたちがじっとその様子を見ていた。担当保育士は、保育室の隅に2人を連れていきそれぞれに状況や理由を聴き始めた。先ほどから2人のいざこざの様子を見ていたM児がそばにやってきて、「あのね、私がSちゃんに・・・」といざこざになった理由を説明し始めた。

【設問】

担当保育士の子どもへの対応として、「保育所保育指針」第1章「総則」の1「保育所保育に関する基本原則」、3「保育の計画及び評価」及び第2章「保育の内容」の3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」に照らして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 最も重要なことは、2人のいざこざの理由を当事者のそれぞれが自分で説明することなので、自分のこと(列に並んで麦茶を飲むこと)に専念するようM児をその場から遠ざける。

B 当事者それぞれが状況や理由を言葉で主張しあうことも大切だが、クラスの子どもが友達のいざこざに関心をもち、解決のプロセスに参加するように援助する。

C いざこざは、当事者が一番わかっていることなので、他の子どもが野次馬的な感情で参加することはいけないことだと、このような機会をとらえて全体に指導する。

D 4歳児クラスとして規範意識の育ちを促す良い機会なので、周囲の子どもと一緒にどうしたらよいかを考える。

E M児は自分がS児に呼びかけた結果、トラブルになったことで責任を感じているのかもしれない。M児の気持ちも配慮しながら、いざこざに対する援助をする。

   
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問9 次の文のうち、フレーベル(Fröbel,F.W.)に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 人智学という独自の立場と神秘主義的思想から、オイリュトミーやフォルメンという独特の活動を保育の実践に取り入れた。

B 幼児のための遊具を考案し、ドイツ語で神からの贈り物を意味する「ガーベ」と名付けた。これは、日本には「恩物」という名前で紹介された。

C 1837年に「遊戯及び作業教育所」を開設し、この施設は1840年に保育者養成の施設と統合されて「キンダーガルテン」と改称され、世界初の幼稚園が誕生した。

D 1826年の著作『大教授学』には、万有在神論の考え方が表されるとともに、幼児期における遊戯の重要性が主張されている。

   
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問10 次の文は、保育所における子育て支援の基本的事項に関する記述である。「保育所保育指針」第4章「子育て支援」に照らして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者自らが選択、決定していけるように支援する。

B 保護者の話から不適切と思われる行動が行われているとわかれば、はっきりと非難の意思を示し禁止するように指示する。

C 保護者とのコミュニケーションは、日常の送迎時における対話や連絡帳、電話、面接など様々な機会をとらえて行う。

D 保育士や看護師、栄養士等の専門性を有する職員が配置されていることを生かして、保護者が子どもの成長に気付けるようにする。

E 保護者の保育参観や保育体験への参加の機会は、他の子どもの家庭の状況がわかることから子育ての支援としては行わない。

   
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問11 次の【Ⅰ群】の記述と、【Ⅱ群】の法律・省令を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】

A すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

B 乳児及び幼児は、心身ともに健全な人として成長してゆくために、その健康が保持され、かつ、増進されなければならない。

C 保育所における保育は、養護及び教育を一体的に行うことをその特性とし、その内容については、厚生労働大臣が定める指針に従う。

D 保育士は、保育士の信用を傷つけるような行為をしてはならない。

【Ⅱ群】

ア 児童福祉法

イ 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(昭和23年厚生省令第63号)

ウ 母子保健法

エ 日本国憲法

オ 子ども・子育て支援法

   
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問 12 次の【Ⅰ群】と【Ⅱ群】は、「保育所保育指針」第1章「総則」の4「幼児教育を行う施設として共有すべき事項」(1)「育みたい資質・能力」に関する記述である。【Ⅰ群】と【Ⅱ群】の記述を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】

A 学びに向かう力、人間性等

B 知識及び技能の基礎

C 思考力、判断力、表現力等の基礎

【Ⅱ群】

ア 豊かな体験を通じて、感じたり、気付いたり、分かったり、できるようになったりする。

イ 心情、意欲、態度が育つ中で、よりよい生活を営もうとする。

ウ 気付いたことや、できるようになったことなどを使い、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりする。

エ してよいことや悪いことがわかり、自分の行動を振り返ったり、よりよい生活を営もうとする。

   
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問 13 次の文のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」の3「保育の計画及び評価」に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 全体的な計画に基づき、子どもの生活や発達を見通した長期的な指導計画と、より具体的な子どもの日々の生活に即した短期的な指導計画を作成しなければならない。

B 指導計画においては、保育所の生活における子どもの発達過程を見通し、生活の連続性、季節の変化などを考慮し、子どもの実態に即した具体的なねらい及び内容を設定する。

C 一日の生活リズムや在園時間が異なる子どもが共に過ごすことを踏まえ、活動と休息、緊張感と解放感等の調和を図るよう配慮する。

D 午睡は生活のリズムを構成する重要な要素であり、安心して眠ることのできる安全な睡眠環境を確保する。長時間にわたる保育等を考慮し、睡眠時間は一律に確保できるように配慮する。

   
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問 14 次の文は、障害児保育についての記述である。「保育所保育指針」第1章「総則」の3「保育の計画及び評価」(2)「指導計画の作成」に照らして適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 保育所は、全ての子どもが、日々の生活や遊びを通して共に育ち合う場であるため、一人一人の子どもが安心して生活できる保育環境となるよう、障害や様々な発達上の課題など、状況に応じて適切に配慮する必要がある。

B 保育所では、障害のある子どもを含め、全ての子どもが自己を十分に発揮できるよう見通しをもって保育することが重要であり、障害のある子どもの指導計画はクラス等の指導計画に含めて作成するため、個別の計画を作成する必要はない。

C 障害や発達上の課題のある子どもの理解と援助は、子どもの保護者や家庭との連携が大切であり、連携を通して保護者が保育所を信頼し、子どもについての共通理解の下に協力し合う関係を形成する。

D 障害のある子どもの保育にあたっては、専門的な知識や経験を有する地域の児童発達支援センターや児童発達支援を行う医療機関などの関係機関と連携し、互いの専門性を生かしながら、子どもの発達に資するよう取り組んでいくことが必要である。

   
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問 15 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の1「乳児保育に関わるねらい及び内容」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・ 乳児は( A )への抵抗力が弱く、心身の機能の未熟さに伴う( A )の発生が多いことから、一人一人の発育及び発達状態や健康状態についての適切な判断に基づく( B )な対応を行うこと。

・ 一人一人の子どもの( C )の違いに留意しつつ、欲求を適切に満たし、特定の保育士が( D )に関わるように努めること。

   
1 疾病 保健的 生育歴 応答的
2 感染症 医療的 性格 指導的
3 疾病 医療的 生育歴 指導的
4 感染症 保健的 生育歴 指導的
5 疾病 医療的 性格 応答的

問 16 次の文のうち、「保育所保育指針」第4章「子育て支援」に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「保育所における子育て支援に関する基本的事項」には、各地域や家庭の実態等を踏まえつつも、最終的には専門職である保育士の提案に保護者が従えるようにすることが記載されている。

B 「保育所における子育て支援に関する基本的事項」の「子育て支援に関して留意すべき事項」には、子どもの利益に反しない限りにおいて、保護者や子どものプライバシーを保護し、知り得た事柄の秘密を保持することが記載されている。

C 「保育所を利用している保護者に対する子育て支援」には、保護者の就労と子育ての両立等を支援するため、保護者の多様化した保育の需要に応じて、病児保育事業など多様な事業を実施する場合には、保護者の就労事情を最優先に配慮した対応に努めることと記載されている。

D 「地域の保護者等に対する子育て支援」には、地域の要保護児童への対応など、地域の子どもをめぐる諸課題に対して、関係機関等と連携及び協力して取り組むことに努めるよう記載されている。

   
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問 17 次の文のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の1「乳児保育に関わるねらい及び内容」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 伸び伸びと体を動かし、はう、歩くなどの運動をしようとする。

B 食事、睡眠等の生活のリズムの感覚が芽生える。

C 周囲の子ども等への興味や関心が高まり、関わりをもとうとする。

D 身近な事象を見たり、考えたり、扱ったりする中で、物の性質や数量、文字などに対する感覚を豊かにする。

   
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問 18 次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の語句を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】

A 1899(明治32)年、文部省令として公布され、幼稚園の保育目的、編制、保育内容などに関して国として最初の基準を定めた。

B 1926(大正15)年、日本の幼稚園に関する最初の単独の勅令として公布された。

C 1948(昭和23)年に文部省から出された幼児教育の手引書で、幼稚園のみならず保育所や子どもを育てる母親を対象とする幅広い手引書となった。

D 1951(昭和26)年5月5日、「日本国憲法」の精神にしたがい、すべての児童の権利を保障し、幸福を図るために制定された。

【Ⅱ群】

ア 保育要領

イ 幼稚園保育及設備規程

ウ 児童憲章

エ 幼稚園令

   
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問 19 次の文のうち、諸外国の幼児教育・保育に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「ラーニング・ストーリー」は、子どもたちの育ちや経験を観察し、写真や文章などの記録を通して理解しようとする方法であり、自らも保育者であったマーガレット・カー(Carr,M.)を中心にニュージーランドで開発された。

B 1965年に、スウェーデンで開始された「ヘッド・スタート計画」は、主に福祉的な視点から、貧困家庭の子どもたちに適切な教育を与えて小学校入学後の学習効果を高めることを意図した包括的プログラムである。

C イタリアのレッジョ・エミリア市では、第二次世界大戦後、ローリス・マラグッツィ(Malaguzzi,L.)のリーダーシップのもと、独創的な保育の取り組みが進められてきた。

   
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問 20 次の表は、平成29年4月の年齢区分別の保育所等利用児童数および待機児童数を示したものである。この表を説明した記述として、正しいものを一つ選びなさい。ただし、ここでいう「保育所等」は、従来の保育所に加え、平成27年4月に施行した子ども・子育て支援新制度において新たに位置づけられた幼保連携型認定こども園等の特定教育・保育施設と特定地域型保育事業(うち2号・3号認定)を含むものとする。

表 年齢区分別の保育所等利用児童数および待機児童数
出典:厚生労働省「保育所等関連状況とりまとめ(平成 29 年4月1日)」
1 平成 29 年の保育所等の利用児童数は、3歳以上児よりも低年齢児(0~2歳)の方が多い。
2 平成 29 年の保育所等の待機児童数は、3歳以上児が最も多い。
3 平成 29 年の保育所等の待機児童数は、2万6千人を超えており、そのうち低年齢児(0~2歳)が8割以上を占めている。
4 平成 29 年の保育所等の利用児童数の割合は、低年齢児(0~2歳)が約4割であり、待機児童数は低年齢児(0~2歳)が3歳以上児よりも少なくなっている。
5 平成 29 年の保育所等の利用児童数の割合は、3歳以上児が約6割であり、待機児童数は3歳以上児が低年齢児(0~2歳)よりも多くなっている。

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