保育士資格取得の体験談5

試験が不要の夜間の保育系専門学校から保育士資格を習得
私は保育士の資格を試験を受験した取得しました。取得したのは、大学卒業前の4年生の時です。
大学は保育系では無かったのですが、教員免許の単位も取って試験にも合格していたので、将来に備えて時間のあるうちに他の資格も取っておこうと考えて、保育士の資格も取得したのです。
保育士資格試験の受験資格は大学や専門学校の卒業をしていることなのですが、卒業見込の4年生も受験することができます。卒業してしまうとなかなかまとまった時間を取ることが難しくなるので、好きなように時間を使って勉強できる学生のうちに、資格試験の勉強をしておくべきだと思います。
実際、今こうして企業で働いています(保育関連では無いです)が、働き始めると自分の時間はほとんど作れていません。学生のうちに勉強しておいて本当に良かったと思います。
私が保育士資格の取得のために使った時間は1年強ですね。時間は多くあったので、自分のペースでじっくり進めることができました。大学で学んでいる自分の専門とは全く異なる分野の勉強でしたが、保育所保育指針や保育小六法などの資料をじっくり読むことで、必要な専門知識は身につけました。
具体的な試験対策方法は、とにかく過去問をやることです。やってみると分かりますが、試験問題の傾向は必ずしも一定ではなく、毎年それなりに変化があります。ですが、その中でも確実に問われそうな内容はあるので、そういった部分を重点的に押さえておくことが重要ですね。
過去問の解き方も一度解いて解説を読んで理解するだけではなく、一度解いて理解した後に、しばらくしてまた同じ問題を繰り返しやりました。こうすることで、理解と判断のスピードが上がります。
ひと通り過去問をやった後は、市販の試験対策用の問題集をいくつかやりました。たまたま試験直前にやった問題集の中から、本当にいくつも似たような問題が出題されていたので、やっておいて良かった、と思いました。
こうして1年と少しの期間をかけてじっくり自力で勉強して、筆記試験に合格することができました。筆記試験の1発合格はかなり難しい、と考えている人が多いでしょうが、きちんとポイントを押さえた勉強法をやっておけばそれほど無理な課題ではないと思います。
どちらかと言えば、個人的には実技試験の準備と本番の方が大変でした。たまたまピアノを小さい頃からやっていたので音楽の課題に関してはそれほど苦労しませんでしたが、言語の課題には苦労しました。
絵本の内容を暗記して子供に語り聞かせるのが言語の課題ですが、まず普段から幼児に接する機会が無いので、どうやったら良いのかわかりません。絵本の内容をただ暗記して綺麗に読むことが重要なのではなく、子供対して語りかけながら、インタラクティブなやりとりをすることの方が大切なのだ、ということに気づくまでに時間がかかりました。
保育士の資格を目指す人はまず筆記試験の対策にばかり目が行きがちですが、実はその後の実技試験もハードルは高いということを覚えておいた方が良いですね。

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