保育士公務員試験 - 筆記試験 -
保育士公務員試験 - 筆記試験 -
一般的に採用試験の一次試験では『一般教養』を中心とした筆記試験が実施されます。保育士枠での募集の場合は専門的な知識も必要とすることから、試験内容は、『一般教養』の他に『専門知識』『小論文』などといった項目が実施される傾向が強いです。(※ただし、採用試験は各自治体ごとに実施されるため、試験内容がそれぞれ異なります。詳しくは受験予定の自治体に確認を取ってください。)
ここではこの三つの試験について個別に解説していきます。
一般常識
まず突破しなくてはいけない筆記試験。いざ勉強するとなると、その出題範囲の多さに驚きを感じるかもしれません。主に中学~高校で勉強した科目が出題されますが、国語、数学、社会を主とて、英語や美術、物理などすべての範囲から幅広く出題されます。「なぜ保育士になるのに、元素記号が必要なんだ!?」と疑問に思われるかもしれませんが、公務員試験ではこの選考方法が主流になっています。(個人的にはSPIなどにした方がいいと思っていますが。。。)
社会だけをとっても、歴史、世界史、日本史、政治経済、時事問題等、かなり広範囲となってきますので、どの科目に重点を置くか、受験する自治体の過去問などを入手して自分なりにねらいを決めて取り組むのが一番かと思います。全科目を取り組むのではなく、得意分野や出題傾向の強い分野にポイントを絞り根気よく勉強していくことが合格への近道です。
また、公務員試験専門の短期間の民間学校もありますので、時間や予算に余裕があれば検討してみてはいかがでしょうか。
専門知識の筆記試験
上記の一般常識の筆記試験とは別に専門分野のテストがあります。保育原理などの保育士資格試験に出題されるような分野から出題されます。難易度は各自治体によって異なりますが、私が受験した区では、難易度がそれほど高くなかったので、次のページで紹介している『公務員試験裏ワザ本』を読む程度である程度の点数をとることが出来ました。出題内容も虫の特徴について出題されていたりしたので、勉強のしようがないだろうと感じたのが正直な気持ちです。私の場合はこのテストに関して特に準備はしませんでした。
ある程度の対策が必要かどうかを判断するには、自治体によって過去の問題を公開している場合があるので、その場合は受験前に必ず目を通すことをおすすめします。目を通して勉強してもあまり成果が出るか疑問な場合は一般常識に時間をまわすことをお進めします。
小論文
※小論文は二次試験に持ち越される場合もあります。
テーマは保育に関することや人物、知識などについて出題され、テーマにそって原稿用紙2、3枚程度に記述します。
受験する自治体によって過去のテーマを調べればわかる場合もあるので、どういった傾向のテーマが出題されているか調べてみましょう。
平成24年採用試験・さいたま市役所採用試験の保育士小論文
『子どもと保護者にとって、保育所はどのような場所であるべきか、あなたの考えを述べなさい。』
60分 800字以内
もしテーマがわからなくても、募集要項に掲載されている制限時間で一度自分で書いてみると、どのくらい自分が文を書けるかわかります。また、「こういった内容がきたらあの話題を入れよう」など対策もできるので、より書きやすくはなるはずです。
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