保育園とポケモン

ポケモン考

寄稿者DATA
現役保育士スプリ先生
スプリ先生
保育士を経て、現在では園長に就任
園長に就任し、めっきり子どもと遊びこむ時間がなくなってしまい、本音は寂しいのですが、これも役割分担だと自分に言い聞かせ頑張ってます。

ポケットモンスター。略してポケモン。さすがにこの名前を聞いたことのない人は少ないと思います。またその中に登場するキャラクター「ピカチュウ」という名前も誰もが聞いたことがあるはずです。いまや日本中の子どもはおろか、大人も巻き込み社会現象にもなり、世界に羽ばたく「日本のポケモン」として海外でもブームを巻き起こしているそうです。

最初にポケモンを知ったのは5年ほど前になるでしょうか。当時小学1・2年生の卒園児達が携帯ゲーム機を持ってよく遊びにきてました。自分としてもゲームというものに対する印象はあまり良くなかったんですが、子ども達の話題についていくためちょっと借りてやってみたのが始まりでした。ここまででアレッ?と思った方がひょっとしていらっしゃるかも知れないので説明しますと、ポケモンブームは元々ゲームから始まりました。(←そんなの常識!?やっぱり・・)

今、保育園で子ども達がピカチュウだのミュウツーだのと話題にしているのは、そのゲームの大ヒットのお陰でテレビアニメ化されたこども番組か、そのまたブームのうえの映画の話題がほとんどだと思います。

基本的に作られたストーリーを見るだけのテレビアニメとは違い、自分で冒険を作り上げていくゲームが始まりだったからこそ、日本中の子ども達の中に浸透し今ある不動の地位を確立するまでに至ったんだと思います。今のアニメやキャラクター商品の大ヒットもその上に成り立っているのでしょう(多分)。

テレビアニメ版ポケモンは主人公とピカチュウが冒険の旅に出て仲間を増やしていく。というストーリーです。その元となったゲーム版は簡単に言うと、自分が主人公であり相棒のポケット(携帯)モンスター(ペット)を連れて冒険をして行きます。

途中気に入った野性のポケモンをゲット(仲間に)していくというゲームです。モンスター⇔生き物を携帯して持ち運び、自分の都合の良いように戦わせるというイメージも最初はイヤでしたが、実際は仲間として愛情?を持って育てていかなければ本当に強いポケモンにはならないようです。

また、野生のポケモンやライバルのポケモンと戦っていくことになるんですが、どちらかのポケモンのパワーがなくなるまで戦っても休憩所で休ませれば回復する、つまり殺し合いではないという設定です。戦闘ということだけでも否定しがちですが、たとえばボクシングなどのスポーツと同じ感覚だと思えないことも・・・

そしてここからがポケモンのすごいところ! 自分のポケモンのゲームソフトと友達のゲームソフトとを専用のケーブルでつなぐとお互いに対戦したり交換したり出来るんです。ポケモンには沢山の種類があってそれぞれの特徴が決まっていて、たとえば炎タイプは水タイプに弱く、水タイプは電気タイプに弱いとか・・・ そして上手に育てるほど同じ種類でも強いポケモンに育てることが出来るのです!(←受け売りですが) 

また、極端に数が少ない貴重なポケモンとかかっこいい人気の高いポケモンとか。それらはいる場所が限定されていたり、現れる時間帯が決まっていたり(最近のは時計機能も入っているんですね!)友達とお互いに交換しないと手に入らないポケモンもいます。子ども達はこれらのことを本当によく知っていてびっくりしますよ!

ですから友達と対戦したり交換するときに、自分が苦労して手に入れたり育てたりしたポケモンを自慢するためには、自分の経験と努力だけではなく友達同士の口コミだったり雑誌やテレビなどの情報を駆使しなければなりません。(この手の商品はそこまで説明書には書いてないんですね・・)

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