保育士になるには

保育士資格の取得方法とそれぞれのメリット・デメリットを解説
ここでは保育士資格の取得の方法について解説していきます。
保育士資格は取得方法の選択肢が多いので自分のライフスタイルに合わせることができるのが特徴ですね。
そうですね。いま働いている方でも、学生の方も自分にあった方法で資格取得を目指せるのが魅力です。では、詳しい解説をみてましょう。
保育士資格の取得ってどんな方法があるの?
保育士を目指す場合、実際にどのような方法があるかをここでは解説していきたいと思います。現在のところ保育士資格の取得方法としては、国家試験を受験する方法と養成学校を卒業する2通りの方法があります。
1、保育士資格試験を受けて合格する 。(年1回のみ試験が行われる)
2、保育士資格が取れる養成学校(大学・短大・専門学校)を卒業する
【グラフ】保育士資格取得方法の割合と移り変わり(2018年/2011年)
2018年に実施された調査と比較すると国家試験での取得者の割合が20.8%だったのに対し、最新の調査では38.7%と4割弱の方が国家試験での保育士資格を取得しており、国家試験での取得が最も多くなっています。 一方、短大の保育士資格取得者は大幅に減少しています。また、大学での取得は上昇しており、専門学校での取得は横ばいとなっています。
1、保育士資格試験を受けて合格する
受験資格が満たしていれば、性別や年齢を問わず誰でも受験できます。
主な受験資格は次の通りになります。
- 4年制大学を卒業したことがある方
- 4年制大学に2年以上の在籍があり、62単位以上習得している方
- 短大や専門学校を卒業したことがある方
- 中学か高校を卒業後、児童福祉施設などで2年以上の勤務経験がある方
関連ページ:『保育士資格をとるには』
保育士資格試験を受けて資格取得を目指す場合、日々の学習の積み重ねがとても重要になってきます。また、その学習方法も様々となっており、参考書などを購入して独学で行う方もいれば、専門の学校に通う方、または通信講座を受講する方など選択肢はいくつかあります。
例えば独学の場合ですが、初期費用を抑えることができますが、要領のよくポイントを抑えることは難しいといった傾向があります。通信講座では、独学に比べ数万円程度の費用がかかりますが、ポイントを押さえた効率的な学習が可能です。
保育士資格の筆記試験は9科目あるので、独学でクリアするには相当な努力が必要となってきますが、全ての教科が5択からの出題で6割以上の得点で合格となるため、重要なポイントや最近の傾向を抑えて学習していければそれほど恐れることはありません。
全体の合格率は毎年20%前後で推移しているものの、通信講座の受講者では60%以上の合格率を実績としてあげている講座もあります。当サイトでも合格率や費用を比較した通信講座のページを一覧にしているのでぜひ参考にしてみてください。
関連ページ:保育士資格通信講座(通信教育)徹底比較ランキング
通信講座のメリットとは?
- ポイントを押さえた教材で学習できる
- カリキュラムが組まれているので、計画的に学習が進められる。
- サポート体制が整っている。
通信講座によってそれぞれ特徴があり、どこが苦手か一目瞭然でわかる『55段階システム』を特徴とする講座や動画講義を短時間にまとめて隙間時間で学習しやすい工夫をしている講座など様々です。
おおよその費用ですが、40,000~80,000円程度が相場になっており、講座によって特徴が異なりますので知名度や費用だけで決めずに、いくつかの講座を比較して、自分のライフスタイルにあった学習方法を選ぶことが、継続して学習できる秘訣となります。
2、養成校(大学・短大・専門学校)を卒業する
養成校(保育系の4年制大学、短大、専門学校)を卒業することで免許を取得することができます。養成校は必要な単位を修得して卒業すれば、保育士資格試験は免除されるため卒業と同時に保育士資格を取得できます。時間的、金銭的に問題がなければ、最短2年間で確実に資格が取れる養成校も選択肢の一つです。
保育士になるには保育士登録が必須
実際に保育士になるためには、保育士資格を取得後、都道府県に保育士登録を行い初めて保育士と称して保育の業務を行うことが出来ます。これは2003年の『児童福祉法』改正により、「保育士資格証明書」など、保育士となる資格を証明する書類だけでは、「保育士」として業務を行うことができなくなったためです。
また、この改正により保育士資格は国家資格となりました。
現在(2020年4月1日)では1,665,549人(男82,330人、女1,583,219人)の方が、保育士として登録されています。
【グラフ】登録保育士件数の推移

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