保育士の給料明細書2
給料明細書2
上記の保育士の給料明細書は、東京都の保育園に勤務する保育士の1年目~5年目12月より産休に入るまでの給料明細書になります。
給料明細書について
1年目から5年目にかけて基本給が月額『22800円』、調整手当が月額『約8000円』上がりました。ここの保育園の特徴は賞与が年3回支給されることです。春『0.5ヵ月』、夏『2.0ヵ月』、冬『2.5ヵ月』と年間5ヵ月分の賞与があります。
保育園によっては、夏『2.0ヵ月』、冬『3.0ヵ月』で年間5ヵ月分といった保育園もありますが、春にちょっとしたボーナスが入るのは嬉しいポイントです。
賞与が年間5ヵ月分いうのは、私の知る限りでは支給が多いほうの保育園に入ります。都内公立保育士の給与でも賞与は年間4.5ヵ月分でした。だいたい統計的にみると、3~4ヵ月分は支給している保育園が多いので、職場を探すときにはぜひ賞与を気にしてみてください。
産休・育児休暇について
もうひとつこの保育園の明細で見ていただきたい点は『産休』を取得しているところです。保育園によっては『結婚したら』『子どもができたら』退職といった暗黙のルールのようなものがあるところもありますが、こちらの園ではしっかりと産休~育児休暇を取得することができています。産休は出産予定日の1ヵ月前から、育児休暇は、出産後から1年2か月ありました。平成23年の4月からはめでたく仕事に復帰しています。
やはり福利厚生がしっかりしていると平均的な勤続年数も自然と長くなってくるようです。
著作・制作など

なかのゆうと(保育士資格保持)
監修・原作・執筆・編集
著書に『先輩が教えてくれる! 新人保育士のきほん(翔泳社)』、『保育士になろう!(青弓社)』。元私立幼稚園教諭。現役保育士や児童福祉施設などに勤務する方を取材し、保育現場のリアルを発信します。
-
おすすめ受講生合格率が通常の3.2倍に!申し込み件数ランキング第1位はあの『〇〇』の保育士講座
-
広告園見学~勤務中まで保育現場を知り尽くしたあなた専任の人材コンサルタントのサポートが受けられる